世界のスーパープレイ
【ハンドボール】素人でも分かるスーパーゴール集【神業】より
神業のような連携からバックシュート [1:24]
世界レベルのハンドボールプレイヤーになると、文字通りとんでもないプレイをするようになりますが、ここで紹介するのもそのひとつです。
速攻からの流れるようなパスワーク、最後はキーパーの動きを見て、バックシュートを決めています。
キーパーは、通常の方向からシュートすると思って動いているので完全に虚を突かれたような状態になっています。
相手は退場でもゴール [2:02]
速攻からのシュートですが、相手のディフェンスにつかまれて、完全に転倒しています。しかし、転倒しながらシュートを放ってゴールを決めています。
7mスローになるような反則ですが、この場合、得点が認められます。
相手選手は悪質な反則をしたとして、2分間の退場処分を受けています。
【ハンドボール】え!スゴっ!神業スーパープレイ連発!【スポーツ】より
右利き選手が放つ左手のスピンシュート [0:25]
女性選手の神業プレイ。本来は右利きの選手ですが、サイドシュートを打つときに左手に持ち替えて、なおかつスピンシュートでゴールを決めています。
プロレベルになると左右の手どちらでもシュートを打てる人は多いのですが、このシュートは神業と言ってもよいスーパープレイです。
フリースローからフェイクロング [0:56]
ロングシュートでフェイントを入れるのは、ボールの威力が落ちてしまうので非常に難しいのですが、この選手はトルネード投法のように体を回転させることによってフェイクの入ったロングシュートを決めています。
体の強さと背筋力がなければ、あそこまでの威力のボールを打つことはできません。
女性ハンドボーラーが参考にしたいスーパープレイ
【ハンドボール】女子のスーパープレイ!女子の器用なボールさばき【神業】handballより
女性ハンドボーラーでも、スーパープレイは数多くあります。
社会人レベルになると男子顔負けのパワープレイも多いのですが、ここでは幅広い世代の人がお手本にしてほしいスーパープレイをご紹介します。
器用なスピンシュート [0:00]
これをやられたらキーパーはどうしようもない、というスピンシュートです。
左利きの選手がボールに強くシュート回転を与えると、バウンド後、ボールは大きく右に曲がります。
シュートを打つ前から手首をひねっており、スピンシュートを狙っていることが分かります。
このシュートがマネできると、キーパーはサイドシュートに対して外側を強く意識します。逆に内側が空くことになるので、打ち分けられると非常に厄介です。
女性には難しいクイックのロングシュート [1:28]
女子と男子の能力の違いでどうしても出てしまうのが、筋力の差です。
もちろん社会人レベルになるとその差を埋めてきますが、強い筋力が必要になるロングシュートでは、多少なりとも差が出てしまいます。
では、どこに差が出ているのかというと、シュートモーションのスピードです。
女子選手の場合、ロングシュートを打とうと思うとモーションが大きくなり、ディフェンスはブロックしやすくなります。
そこで動画のようなクイックシュートが、スーパープレイになります。
ロングシュートでこれだけ早いモーションで打つことができるようになるには、日々のトレーニングがものを言うことになります。
動画を参考に、できるだけモーションを速くシュートを打てる筋力を身に着けることがポイントです。
高校生が参考にしたいスーパープレイ
歴代高校生のスーパープレイをまとめより
技ありの7mスロー [0:00]
決めることが絶対と言われている7mスロー。そこで参考にしたいのがフェイクシュートです。
このシュートの凄いところは、フェイントをしているときに足先が全くぶれていないところです。
足先がぶれてしまうと反則になります。もちろん7mスローのラインを踏んでしまってもいけません。
毎回このようなシュートをしていては、相手選手にばれてしまいますので、とっておきの方法として身に着けていると面白いです。
1回でもやると、相手のキーパーにとってはやっかいな選手と感じます。
わずか5秒の速攻 [0:45]
高校生だけでなく、中学生でもマネしたいプレイがこの速攻です。
ポイントは、ボールがルーズボールになった瞬間に、すでに反対側の45選手が走り始めているところです。(もう画面にはいません)
キーパーがボールを拾ってから5秒でゴールを決めてしまう、高速速攻です。
このようなプレイをするには、普段の練習から飛び出しの練習をしておく必要があります。
また、すべての選手が飛び出してしまっては、速攻を決められなかったときに逆速攻を受けることになります。
こぼれたボールの位置によって飛び出す選手、フォローする選手といった役割分担をしておくことがポイントです。
ダブル・スカイプレイ [1:56]
これも、さすが高校生レベルというプレイです。
フォーメーションプレイのひとつである、ダブル・スカイプレイでこのプレイをするためには、スカイプレイができる選手が2名必要になります。
いきなりすることができるプレイではなく、選手間の高い信頼関係と高度なパス技術が必要になります。
ダブル・スカイプレイの場合、1回目のパスで、ほぼスカイプレイをしてくるとキーパーが反応するので、2回目に打つ選手はだれもいない場所にシュートすることができます。
また、ゴールエリア内の空中でボールに触るので、ディフェンスに邪魔をされることもありません。
チームとしてできるようになれば最強のフォーメーションプレイですが、個々の高度な技術が求められます。
中学生が参考にしたいスーパープレイ
第41回全国中学校ハンドボール大会 決勝より
落ち着いたループシュート [0:20]
左サイドによるループシュートです。
サイドシュートの時、キーパーはゴールポスト横にいるのが一般的ですが、このシーンではシュートコースを狭めるためにやや前に出ています。
さらに、シュートを放つ瞬間に1人時間差を入れて、さらにキーパーを前に引き出し、キーパー位置を見極めて、冷静にループシュートで決めています。
45とサイドの引き付けプレイ [0:50]
中学生など、ハンドボールを始めてこれから発展させていきたいと考えている人が、ぜひ参考にしてほしい「基本の連係プレイ」です。
ポイントは、右サイドの選手がコーナー付近におり、シュートを打つための準備ができていること、ボールを持つ45選手がディフェンスの45と左サイドの選手をフェイントで十分に引き付けていることで、右サイドの選手がシュートを打つことができる角度を空けています。
お手本のような、45とサイドの連係プレイです。
45・ポスト・サイドの連係 [1:33]
ここで紹介する連係プレイも、日々の練習の賜物と言えるような、中学生が見習いたいスーパープレイです。
まず、45の選手がディフェンスの45とサイドをまとめて引き付けます。そこにポストが入り込み、ノールックでパスを出します。
この時点でディフェンス側のサイド・45・ポストの3名が狭いエリアに集められてしまい、サイドに大きなスペースができあがります。
そこですかさずサイドへパス、空いたスペースからサイドの選手がシュートを楽々決めています。
サイドのスペースを空けるための高等戦術であり、サインプレイなどで使いたいところです。
カットインからのサイドによる45シュート [1:45]
動画でだけ見ていると何の変哲もないプレイですが、最後にシュートしているのがサイドプレイヤーであることがポイントです。
実は、この前に動画上ではちらっとしか映っていませんが、右45の選手がセンター方向に移動、そしてクロスするようにセンターの選手がボールを持って45のポジションに移動しています。
この動きに伴ってディフェンスの45がセンターに引き付けられ、サイドの選手とディフェンスが1対1かつ、広い空間が開いている条件ができあがりました。