ハンドボールユニフォームの規定

ハンドボールユニフォームイメージ

ハンドボールの試合では、ユニフォームを身につけてプレイをしなければいけません。ユニフォームや、その他の装飾品についても細かくルールが決められています。

ハンドボールの試合に臨む前に、自分の姿が適切かどうかを確認しましょう。

ハンドボール
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服装に関する基本ルール

ユニフォームについて

ハンドボールのユニフォームについては、日本ハンドボール協会の定めるところにより「同じチームのプレイヤーは、同じユニフォームを着るように」と規定されています。

このため、チームで統一されたユニフォームが必要になります。

ただし、中学校の大会などでは、ユニフォームを用意することができないケースに限り、大会の規則によって体操服にビブスで参加を認めているところもあります。

ゴールキーパーについては「プレイヤーと同色でありながら、長ズボンやデザインを変えることで、フィールドプレイヤーと違いが分かるユニフォームを着用すること」と規定されているので、ゴールキーパー専用のユニフォームが必要になります。

また、相手チームによっては、同じような色合いのユニフォームになってしまうことがあります。このことについても「互いに、はっきりと判別できるものでなければならない」と規定されているので、カラーの異なる2種類のユニフォームを準備しておかなければいけません。

背番号は1番から付けていくのが基本ですが、大会ごとの要綱で決められているケースもあるので確認しましょう。

パンツについて

ハンドボールユニフォームの上下イメージ

ユニフォームの下にあたるパンツは、原則ユニフォームの色に準じるものという規定があります。

ユニフォームを購入するときには、上下一対になるのであえてバラバラに購入することはないと思います。スタンダードな形は、ショート丈のものを使っているチームが多いです。

パンツの材質についても特別な規定はありません。

ただし、破れにくく、激しい動きに耐えることができる耐久性が求められます。ハーフパンツなどは、転倒した際に床面との摩擦で溶けてしまい、穴が開く可能性があるためです。

マーキングプリントについて

ハンドボールユニフォームのマーキングプリント例

番号

背番号

高さ20cm、横幅28cm~30cm以内

胸番号

高さ10cm、横幅12cm~13cm以内

腰番号

高さ5cm (公式な規定は無し)

チーム名

胸中央に入れる場合

横幅28cm~30cm、高さ10cm以内

片胸に入れる場合

横幅10cm、高さ4cm以内

袖に入れる場合

横幅6cm~8cm

横幅が決まっているため、あまり多くの文字数を入れてしまうと文字が小さくなってしまいます。胸中央に入れる場合で10文字程度、片胸に入れる場合で7文字程度までを意識すれば大丈夫でしょう。

またマーキングの色は、シャツの色やデザインとはっきり対比できるものでなければなりません。

アンダーやパワーパンツの取り扱い

ハンドボールにおいても、アンダーシャツやパンツの下に履く、パワーパンツの着用が認められています。ただし、相手選手の混乱を避けるために、どちらもルールが定められています。

まず、アンダーシャツもパワーパンツも、ユニフォームと同色である必要があります。また、同色のものが用意できない場合には、チーム全員が同じ色で統一されている必要があります。

ユニフォームでそろえると2種類のアンダーシャツとパワーパンツを用意しなければいけなくなるので、チーム全体で統一して用意するのが経済的です。

ソックスに対する取り決め

ハンドボールのソックスイメージ

ハンドボールのゲームにおいて、ソックスについては特に取り決めがありません。ユニフォームの色と一致させるような必要もなく、自由に選択することができます。

長さに関しても規定はないので、自分の一番動きやすいソックスをはくのがよいでしょう。定番は足首を覆うぐらいの丈の長さになります。

ルールがないから何でもよいのではなく、足を保護する観点からソックス選びをすることも大切です。

重ね履きをすることは認められているので、足への負担を軽減するために二重で靴下を履いたり、靴と靴下の間にクッション材のようなものを入れたりする人もいます。

ハンドボールシューズに対する取り決め

ハンドボールのゲームにおいて、シューズに関する取り決めは曖昧です。

ハンドボール協会主催の大会であっても「スポーツシューズを履くこと」と明記されていることが多く、ハンドボールシューズを必ず履かなければいけないという取り決めはありません。

極端な話、バスケットボールのシューズでハンドボールの試合に出てもルール上は問題ありません。

サッカーの試合では、ゲーム前にシューズの裏をチェックすることがありますが、ハンドボールではシューズの裏をチェックするようなこともほとんどないです。

ただし、ルールではないものの怪我予防の観点から専用のシューズを使うのが望ましいです。

ハンドボールでは、ゲーム中に何度もジャンプしますし、急停止することもあります。

屋外用のハンドボールシューズでは、インドアでプレイするときにグリップ力が低く滑りますし、普通のスポーツシューズでは靴底が薄いので、足首や膝に負担がかかります。

ルール上は、スポーツシューズであれば問題ないとされていますが、怪我やプレイのパフォーマンス低下を防ぐためにも専用のものを履くのが望ましいです。

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装飾品や補助に関する取扱いについて

両面テープについて

ハンドボールでは、大きなボールをワンハンドで取り扱いをしなければいけないので、ボールを持つために、補助具を利用するケースがあります。

補助具の主流としては、松脂(松ヤニ)と両面テープですが、松脂は屋内施設での利用が基本的に禁止されているので、手に両面テープを貼る人が多くいます。屋外でハンドボールを行う時には、松脂を使っている人が多いです。

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どちらの補助具もハンドボールのルール上では禁止されていないので、使うことができます。

両面テープに関しては、ハンドボール専用のものが販売されていますが、これを使ってもよいですし、市販の一般的な両面テープを利用しても問題ありません。

選手によって両面テープの粘着力をアップさせるため、指の先にテーピングテープを巻いて、その上に両面テープを貼る人もいます。

基本的には、自分が使いやすい粘着力に調整することが大切です。

フェイスガードとリストバンド、眼鏡

リストバンドイメージ

接触プレイが多いので、顔面を保護するためにフェイスガード、プレイ中の汗が手につかないようにするためにリストバンドを着用したいという人もいると思います。

フェイスガード

フェイスガードについては、大会の規定に使用の可否が明記されていることが多いです。明記されていない場合には、事前に大会事務局で確認しておくのが無難です。

フェイスガードそのものに問題は少ないのですが、フェイスガードを付けていることによって、相手選手と接触した時に相手側を傷つける可能性があります。

材質や形状によって使うことができるものと使えないものに判断が分かれます。

リストバンド

リストバンドは、ハンドボール専用のものが販売されているので、つけることに大きな問題はありません。

眼鏡

眼鏡については、あくまで自己責任でつけることが許可されていることが多いです。衝突が多いので、破損の可能性が高いことを意識してプレイする必要があります。

ゲームキャプテンはキャプテンマークの着用

ゲームのときに、キャプテンになっている人は、アームバンドを付ける必要があります。

アームバンドにはいろいろな太さやデザインがありますが、ユニフォームと異なる色であり、遠くからでもはっきりと認識できるものが必要です。

ゴムバンドタイプになっているものとマジックテープで留めることができるものもあります。

アームバンドと似ているもので、手首から肘までをカバーするアームスリーブと呼ばれるものがあります。

これはキャプテンマークと異なり、ユニフォームに近いものと認識されるので、ユニフォームと同じような色を求められることがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ハンドボールには、ユニフォームや装飾品にもルールがあります。ポイントは以下の4点です。

ユニフォームは色が異なる2種類が必要

ハンドボールのユニフォームは専用の規定があり、この規定に合うものが必要です。また色は、対戦相手との関係上、2種類用意してあるとよいです。

アンダーにも色の規定あり

最近、使う人が増えているアンダーシャツやパワーパンツは、ユニフォームと同じ色か、チーム全員で統一をしておく必要があります。

ソックスやシューズは特別な規定なし

ソックスやシューズについては、特別な取り決めはありません。ただし、怪我防止の観点からハンドボール専用のものを使うのが望ましいです。

装飾品によっては事務局への確認が必要

補助用具やリストバンドは自由に使えますが、屋内でのハンドボールでは松脂は禁止されていることが多いです。

フェイスガードは使えるケースと使えないケースがあるので、大会事務局に確認するのが無難です。

参考記事


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