プレーヤーの能力を引き出すハンドボール用品
ハンドボールをプレイするには、ボールがあればよいというわけではありません。その人の持っている能力を最大限に引き出すため、さまざまな用品があります。
ここでは、そんなハンドボール用品のまとめとして、ポイントをご紹介します。
ハンドボールシューズ
ハンドボールシューズの選び方 | 室内・外のおすすめから特徴まで紹介
ハンドボールをするのであれば、用意しなければいけないのがハンドボールシューズです。 インドアスポーツなのでバスケットボールシューズ(バッシュ)やバレーボールシューズで代用できそうなイメージがありますが …
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ハンドボールシューズの特徴
ハンドボールをするのに欠かせないハンドボールシューズ。他のスポーツと同じように、この競技専用のシューズが用意されています。
特徴としては、ハンドボールというスポーツは横に動くことが多いため、シューズも横の動きに強い造りになっており、さらに床面とのグリップがしっかりと効くようになっています。
足首の部分は自由に動かすことができるローカットのものが多く、底も厚めに作られています。
必ずハンドボールシューズを履かなければいけないという規定はありませんが、ねん挫などのリスクを軽減するためにも専用シューズを履くのがよいです。
またハンドボールは、インドアとアウトドアで行う場合があり、アウトドアシューズは底面が凹凸になっている反面、インドアのものは凹凸が少なくなっています。アウトドアシューズでインドアのプレイをすると滑りやすくなるので注意しましょう。
シューズのメジャーなメーカーと人気商品
ハンドボールシューズで人気のあるブランドは、日本メーカーでいうとアシックス、海外メーカーではヒュンメルが代表的です。
アシックスでは、「スカイハンド JP THH536」の人気が高く、クッション性、通気性、グリップ性に優れています。価格も10,000円を切るぐらいの価格帯で、多くのお店で取り扱いをしています。
これからハンドボールを始めてみようという初心者から慣れてきた中級者レベルまで使うことができます。
ほかに、同じアシックスであれば「GEL FASTBALL 3」もおすすめです。
ハンドボールの有名メーカー・ヒュンメルを使ってみたいのであれば、「インドアシューターIII」がおすすめです。なんといっても価格が5,000円台から購入できるので、1万円近くも出すことができないという人はこちらがよいでしょう。
価格は安くでも機能はしっかりとしており、厚底のしっかりとした造りに高いグリップ性能を有しています。
デザインもカラフルなものが多く、一見するとハンドボールシューズというよりもランニングシューズに近いような印象を受けます。
欠点を上げるとすれば、やや重いというところで、重い靴が嫌な人はアシックスをおすすめします。
シューズの購入方法と選び方
ハンドボールはそこまでメジャーなスポーツとは言えないので、どこのスポーツ用品店でもハンドボール専用のシューズがあるわけではありません。
ハンドボール用品の専門店に行くか、インターネットの通販で購入するのが一番早いです。
以下におすすめのハンドボールシューズが通販で買えるようまとめたページがありますので、参考にしてみてください。
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実店舗でいうと、関東地方であれば、東京の神田にある「PRO SHOP HANDBALL7 神田本店」が有名です。
また、代官山にある「melis」はプロの選手もご用達のお店で、海外ブランドのシューズを多く取り扱っています。
シューズ選びの特徴
他のスポーツと同じように、足にしっかりとフィットするものを選択しましょう。
ハンドボールはジャンプの多い競技なので、靴底がしっかりしており、クッション性の高いもののほうが、けがを防止することができます。
海外ブランドのものは、日本の表示よりもやや小さめに表示されていることが多いので、実際に履いてみることが大切です。
ただ、どうしても靴底が厚くなるようなシューズの場合、重くなりがちです。重くなるのが嫌であれば、軽めのシューズを選択しておいて、靴底にクッションを敷くなどの工夫をするとよいです。
以下にハンドボールシューズの選び方をまとめてありますので、ご覧ください。
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ハンドボールのユニフォーム
ユニフォームのルール
ハンドボールのユニフォームについて、細かい規定はないものの「同じチームのプレイヤーは、同じユニフォームを着る」と定められています。
ただし、大会の規則では体操服でも参加することができます。
ゴールキーパーのみ「フィールドプレイヤーとの違いが分かるようにすること」という規則があります。
ユニフォームの特徴
ユニフォームには、ハンドボール専用のものが用意されており、上下一対になっているものがほとんどです。
スタンダードな形は、通気性の高いシャツにパンツはショート丈のものを使っているところが多く、破れにくいなど耐久性が求められます。
ユニフォームの色
特別な決まりごとはありませんが、対戦相手とユニフォームの色が重なってしまうと選手間の判別がつきにくくなるので、2色ユニフォームを用意しているのが一般的です。
アンダーパンツやパワーパンツの着用も認められていますが、ユニフォームと同色であり、チーム内でカラーが統一されていなければいけません。
ソックスの規定
ソックスには規定がなく自由に選択できますが、足に負担の大きなスポーツであることから二重履きをするなど工夫している人が多いです。
ハンドボールユニフォームの規定
ハンドボールの試合では、ユニフォームを身につけてプレイをしなければいけません。ユニフォームや、その他の装飾品についても細かくルールが決められています。 ハンドボールの試合に臨む前に、自分の姿が適切かど …
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装飾品に関する取り決め
ゲーム中に、リストバンドやバンダナなどの装飾品を使うことが認められています。
またゲームキャプテンになっている人は、周囲からはっきりと認識することができるようにキャプテンマークを着用しなければいけません。
接触プレイが多いハンドボールでは、フェイスガードを付けるような人もいます。ファイスガードについては、対戦相手のけがを防止する観点から、大会で利用することができるのかどうかは大会のルールによって決められています。
材質や形状によっては、使うことができないケースもあるので注意しましょう。
ハンドボール用品について
欠かせない松脂
ハンドボール用品の中で、代表的なものに松脂(松ヤニ)があります。
ハンドボールは、ボールがやや大きく投げにくいため、滑り止めとして松ヤニを使うのが一般的です。
松ヤニを使わないとボールのグリップ力が落ち、正確なパスやシュートをすることができないだけでなく、フェイントをかけたときにボールを落としてしまうこともあります。
このようなことにならないように、ボールを上手に保持できない人は松ヤニを利用しましょう。
松ヤニにはジェルタイプのものとスプレータイプのものがあり、どちらも効果は同じです。油性のものが多いので、試合後は専用のクリーナーを用いて落としましょう。
注意点として、松ヤニはボールにつくので、ゲーム中に床面についてしまいます。これを嫌って、体育館によっては松ヤニの使用が全面的に禁止されているところが多いです。
以下に松ヤニについてまとめてありますので、ご覧ください。
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松脂が使えないときの両面テープ
松ヤニを使うことができない体育館の場合、どうすればよいのでしょうか。その問題を解決してくれるのが両面テープです。
一般に市販されているような両面テープでも、ハンドボール専用のものでもよいですが、松ヤニの代わりの補助剤として両面テープを使う人は多くいます。
両面テープに関してはルール上の制約もなく、ほとんどのゲームで使うことができます。
ただし両面テープは欠点として、松ヤニに比べると粘着力が落ちやすく、またゲーム中に交換しようとしても時間がかかります。交換のあいだ、選手交代などを上手に活用しないと大幅な戦力ダウンになることもあります。
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ゲームで必要になる用品
上記以外にも試合をするとなれば、ボールやオフィシャル用品などが必要になります。
コートから作るのであればラインテープやマスキングテープなどが要りますが、これらはハンドボール用でなくても他のスポーツで使っている用品を代用するのがよいです。
ハンドボールコートの作り方については以下にまとめていますので、ご覧ください。
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都内でレンタルできるハンドボールコートについては、以下にまとめています。
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各地域にあるハンドボール用品店
実際に商品を見ながら買いたい場合は、やはり商品が揃っている実店舗に行きたいところ。
以下に主要な都市にあるハンドボール用品店をまとめましたので、参考にしてみてください。
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